このページでは2000年に開催したオフ会の報告を載せています。

2000.1.4 2000年新宿ミレニアムオフ報告

世紀末オフとなった今回の新宿オフ第3回は、やっぱりいつものように新宿のソフマップMac館の横での集合から始まりました。最初8人の予定だった人数が最終的にはキーノ、Shinnさん、杉森さん、けんさん、バスウさんの5人となりました。
集合時間の午後2時に集まったのは前者3人で、さっそく東急ハンズへ。
マスキングにいいという塩化ビニル板厚さ0.2mmのものを杉森さんから教えてもらい早速購入。
前日は風邪でダウンして、まだ熱がさめていない少しグロッキーなShinnさんは鉛玉を購入していました。
お二人とも東急ハンズには詳しく、迷うことなくいろいろな目的のコーナーへ行く姿はまさにルアービルダー、そう言う私も地元のホームセンターには詳しいです、ハイ。

その後、風来堂へ。
今回はなぜか品揃えが少なかったような気がしましたが、欲しくなるようなものばかり。いろいろとあさり、Shinnさんがお店の人に年始挨拶などして店を出ると、次はSUNSUIへ。
ここもあまり目新しいものはなかった感じでしたが、杉森さんとShinnさんはリールのショーケースの前でなにやら色々と話していました。
そうそう、あの道楽がリールを発売するそうですので、今リールを買おうかと思っている人、発売までちょっと待つのもいいかもしれませんよ。
さらにその後MAXという釣具屋に行きましたが、ここはなんともわかりにくい!
教えてもらわなければ、たぶん通り過ぎてしまうようなところで、ビルの4回にありました。

こじんまりとしたところです。

ShinjukuOff3nd

4時半頃店を出たところでけんさんから電話があり、こちらにむかっているとのこと。
バスウさんは仕事が6時頃まであるということから、先に喫茶店に入ることにしました。
最初Nadoproさん来日のときに使った喫茶店にしようかという話が出ましたが、
この店にはすでに数回いっておりレジから近い席でのルアー談義は勇気がいるそうなので、新宿オフ第1回で使用した店に入りました。
この時点で、関西釣りバカ4人組(関西4バカ)の二宮さん、中川さん、KEITHさん、キーノ以外に関東4バカがいることが判明。

Shinnさん、けんさん、杉森さん、月光さんだそうですが、もしかして知らなかったのは私だけ?
この4人組は知識が豊富で、関西4人組のライバルとして申し分無し!そのうち勢力が拡大するのも時間の問題です。

いろいろな話をし、ルアーのお披露目をしていいるところにけんさんがスーツ姿で登場。
さらにしばらくするとバスウさんも駆けつけてきました。
全員が揃ったのが6時半前で、あらためてメンバー挨拶。

キャリアだけは長いと言うバスウさんは市販ルアーのチューンがメインとのことでしたが、今回3人の話やルアーをみたのをきっかけにルアー作りにはまりそうな感じでした(しめしめ)。

この店に2時間ほどいた後けんさんと別れた4人は飲み屋にて、
日本経済復興と地球環境保護と心の本当の豊かさ(一部嘘)など意義ある話に盛り上がり、結局ルアー作りはなんとすばらしい趣味なのだということでみんな納得し、今回のオフは終了となったのでした。

2000.1.9 2000年大阪ミレニアムオフ報告

年始の3連休の中日のせいか、待ち合わせ場所のJR大阪駅噴水前は人だらけ。

果たしてみんな集まるんだろうかと不安になりながらルアーを振り回していると、Biteさん登場。さらに統一感のない4人組を発見。
これがうめださん、ゴリラさん、まことさん、ラリーさん。
そして萩原さん、OSAさんが現れ、無事過去最多人数8人のオフ会がはじまりました。

萩原さんに釣具屋案内を頼み、最初に向かったのが駅前第4ビル1階にある1BAN。ここはいろいろあります。
大阪の釣具屋をあまり知らないOSAさんと私は目の色かえていろいろあさりました。

あやしい木製ルアーが180円!?
ほとんどのリールが手にとってみれる!?などなどいいことたくさん。

その後、他のビルないにある思わず通り過ぎてしまいそうな大手釣具チェーン店。
やっぱり関西ならではのハンドメイドルアーが置いてありました。

ゴダグレイ、ヒヨコブランド、福野ルアーなど。

あとエバーグリーンのハンドメパーツも豊富でした。

OsakaOff2nd

その後、喫茶店へ。
8人もいると店を見つけるのが大変でしたが、どうにかスペースを確保し、あらためて自己紹介そして自作ルアーの見せあいとルアー談義となりました。

今回はキャリアがほぼ0の人から15年以上の人とさまざまで、作品どれもが個性的。
右写真で説明すると、プロ以上の腕前の萩原さんは左上のミノーと右下のマーブル模様スイッシャー、これはまねできないです。

そして既におなじみとなったラリーさんのラリーズマウス。
これの木製最新版をみせてもらいましたが、ウエイト配分がとても微妙。
次回はぜひともその動きをみたいです。

そして私のケロペンの下にあるのがゴリラさんのペンシル。
この背中の塗装がとってもかっこいい!

まるでCGな模様はバッククラッシュしたラインをマスキングに使用して黒を吹き付けたとのこと。
さらにレッドヘッドとの境目にセルロースを吹き付け色流れ防止と、キャリア1年未満とは絶対思えない技術と作品です。

左下と右上3番目がまことさんのディープミノー。
写真ではわかりませんが、リップがただのアクリル板ではなく、リップの支えにアクリル三角柱に溝を彫ったものをつけ、その溝にワイヤーを通してと、かっこいい利にかなったリップです。

そして右上2つミノーはBiteさんの作品。

やっぱりすごい、このアルミ技術と光沢感。
下地にセルロース、塗装後はウレタンと頑丈さと美しさそしてそのリアルな動きは、私にはとてもできません。

最後に奇抜な形のルアー、まん中のとーっても長いペンシルと右下2番目の平べったいヒラメルアーはOSAさんの作品。
すごい個性と発想。
ヒラメの模様は色流れを利用して作ったとか。

うめださんはこれからルアーを作ろうということで、その起爆剤のために今回のオフ会に参加したとのことでしたが、今ではプレミアの本”ザミノーメイキング”を御借りいたしました。

8人という人数では3時間半はあまりに短く、お互いにほとんど話せなかった人もいたみたいで、時間と席替えについてもちょっと工夫すればよかったですね。
5時半過ぎにお開きとなり、その後まことさんOSAさんと大阪らしいのみ屋にてルアー作りについて熱く語りあいました。

今回もいろいろな作り方、考え方に出会えたことはいい刺激になりました。

おそらく今回参加された方々にとっても有意義な時間であったと思います。
また今度開くときにはよりパワーアップした作品を見せて下さいね!

2000.3.5 日経BP取材オフ報告

syuzaiOff1

なんとルアークラフトが取材を受けました!

ことの発端は2/28に届いたメールからでした。
内容はだいたい次の通り。

キーノさんはじめまして。
日経BP社の「日経ネットブレーン」でライターです。
私の連載ページに取材ご協力いただけないかと思ってメールさせていただきました。

3月に創刊する「日経ネットブレーン」で、インターネットでできる「大人の趣味講座」の連載をしております。
そこで、釣りをテーマにしようということになり、最初は釣りにいこうかと思ったのですが、私がまったくの素人なので「ルアーつくる方が面白くないか?」ということになりました。

で、企画が二転三転しているうちに、日程がなくなってしまい、もう3月5日にどうしても取材しなくてはならない~~という状況においこまれています。
申し訳ないんのですが、取材(写真にうつるかもしれません)にご対応いただけないかというお願いのメールです。
もし5日(日曜)がおひまなら、私にルアー作りの楽しさを教えていただけないでしょうか。

よろしくご検討のほど、お願い申し上げます。

え!?今週??、ということでメンバーみなさんに慌ててオフの案内のメールを出しました。
それからは毎日掲示板やメールで、どうやって1日でルアーを完成させるか、
ルアーをまったく知らない女性にどうやってルアーを作らせるかをみなさんからアドバイスいただき、毎朝毎晩、1日ルアー作成法を試しました。

また記者服部さんとカメラマン宮田さんともメールやりとりの毎日。(要はとっても忙しかったんですが、充実してました)
そしてついに3/5日曜日がやってきました。

オフ会の場所は 大阪の中津。なんか聞いたことがあるところだと思いましたが、着いたとたんにわかりました。
ここは関西オフ第1回で来た道楽がある所だったのです。

集合時間の9:30にカメラマンの宮田さんのスタジオに行くと、 そこにはすでに記者の服部さん、カメラマンの宮田さん、メンバーのはやまさんとゴリラさんがいました。
スケジュールが過密ですから、雑談も少なくさっそく準備。はやまさんは車でもってきた工具材料を、私とゴリラさんは袋でもってきたものを用意。

syuzaiOff2

スタジオは左の画像。

奥に撮影現場、右にルアーを作る作業場といった感じ。
広さは10畳です。

宮田さん以外の4人が机を囲み、早速木をナイフで削りはじめました。
私は服部さんの横で作りたいをルアーのデザイン(ピンクのタヌキ)を見せてもらい、そして角材から円棒に削る方法から説明を開始。

角材から円棒、円棒からルアーの形へと削っていくところに、テラさんが到着。

テラさんはなんと中学1年生!若い!
しかし使う道具は電動掘削機とすごい。

みんなでワイワイとルアーの形に木を削り、オモリを埋込むころにはもうお昼。
カメラマン宮田さんは自分も作りたいなあという顔をしながらも、作成現場の撮影、お弁当の手配などサポートしてくれます。(さすがプロ)
どうにかルアーの形が完成し、はやまさんは白色のセルロース、他のみんなはニッペ塗料でドブ浸け乾燥。

乾燥の間にみんなで遅めのお昼をとり、雑談。
1時間の乾燥後、またドブ浸け乾燥。

ここではやまさんの自作グリップ、金属ネームプレート、大量の自作ルアーを見せてもらい、ルアー談義。
そうそうここで一番盛り上がったのが新メンバー戸口さんのマンマミノー。

これは前日はやまさんが戸口さんと会い、その時お借りしてきたものなのですが、とにかく印象はキョーレツ。リアルという言葉を使うべきなのか悩みます(だって本物の魚を使ったルアーですから)。ほんと世の中いろんなビルダーがいるものです。

syuzaiOff3

メンバーみんなで服部さんと宮田さんにルアー作りについて力をこめて話しているうちに乾燥が終了。
私とはやまさんがもってきたエアーブラシ(もちろん私はミニ丸君)で塗装開始。

ここからは、はやまさんに作り方の説明をバトンタッチ。
服部さんはなんとスポットに挑戦。

エアーブラシを使うのが初めてなのにその塗装はお見事。
テラさんもすごい。
はやまさんの教え方がいいのかな?
そして部屋の中のシンナーの匂いがわからなくなるほど鼻がマヒする頃にはみんなの塗装が完成しました。

結局、最終コーティングをすると1日ではルアーはできないという結論に至り、ここから宮田さんによるルアーの撮影となりました。

左上の写真は宮田さんがみんなのルアーとはやまさんの自作タックルをセットしているところ。
左で腕組みしているのが服部さんです。
そして左の写真が実際の撮影しているところ。(はやまさんが腰に手を当てております)

朝の9時半から夜の7時頃までの過密スケジュールは取材というよりはルアー作り1日講座でした。

私キーノはもう頭に血がのぼりながらだったので、ドタバタしたらルアーが思った以上によくできてしまったというのが正直なところでした。
でもほんと、みんなと一緒にルアーを作るのって楽しかったです。

  この取材の記事は2000年4/8発売の日経ネットブレ-ンに載っています。

2000.8.10 国際オフ第3回in大阪

韓国のナドプロさんを交えたオフ(通称国際オフ)が大阪でついに行われました。
今回は私キーノも含め全員ナドプロさんとお会いするのははじめて。
しかも英語での会話ですからね、大変でした。

ナドプロさんからメールでの来日の知らせが8/2、そしてオフ会のお知らせを出したのが8/6と、とーっても急なのになんと6名でオフ会が開けたのは驚きです。
今回の参加メンバーは、ナドプロさん、はやまさん、まことさん、戸口さん、おおはしさん、キーノ。平日ということもありYシャツ姿。

ですから大阪駅構内の噴水前で待ち合わせたときは、みんなちゃんと集まるのかと心配しましたが無事約束の7:30には全員集合しました。

IntOff3th in Osaka

ナドプロさんは来日目的が観光ということで奥さんとお子さんを連れての登場。
これには、飲み屋でオフ会をしようと思っていた私はうろたえましたが、店の前で家族と一旦別れオフ会終了のときにもう1度会うこととなり、問題もクリア。

そしてオフ会はスタートしました。
机の上をルアーと料理がでいっぱいにしながら、ルアーのお披露目と雑談。
おおはしさんと戸口さんには今回初めてお会いしましたが、おおはしさんの海用ルアーはとってもリアル?ウロコ模様の書き込みの丁寧さと細かさはすごいものがありました。

そして戸口さん、その豪快さとはく製ルアーは、みな圧倒されてました。いやー強烈です。
まことさんのサスペンドミノーにナドプロさんが質問、はやまさんの最新オリジナルカラーとマニキュアマジョーラカラーを拝見し、そしてナドプロさん自作になんと剥製ルアーが。

戸口さんのページを参考にしながら作ったそれは、よくできていました。
私は自作オタマで店員の女の子を釣り(逃しました)今日の釣果は1人。

時間はあっと言う間にすぎ、静岡に帰らなければいけないおおはしさんと、明日池原遠征の戸口さんが帰ることになり、あわてて記念撮影したのが右上の写真です。え?、ぼけていてよく見えないって?
それは、撮影した店員さんが"この怪しい6人は、怪しい品物を密輸する相談でもしている"と手が震えていたせいです(笑)

9時半に終了となりましたが、みんなナドプロさんとの会話で話したいことはたくさんあるのに伝えられる英語力がないことに誰もが反省。
英語は必要です、はい。