ミノー

ミノーについての知識

ハンドメイドでリアルさを売りにしたルアーの元祖はラパラのミノーだ。
素材はバルサで、タイプはフローティング、カウントダウン(別名シンキング)、マグナム、ジョイント、ファットラップ、シャッドラップと現在では色々ある。

そのラパラに影響を受けたというのがプロビルダー泉和摩氏の作るハンクルルアー(HMKL)だ。
中禅寺湖でトラウトを釣る、という代名詞的存在ではキクチミノー。

これは菊池篤博氏が作っていて、金箔や銀箔を使っている。

そしてリアルミノーと言ったらウッドベイトのワカサギシリーズ。
とにかくリアルで、遠藤龍美氏の作品。

他にも渡辺裕氏のナベミノー、ヒロミノー、ヘミング、クレイジールアー、アーキテクトなど、現在では多くのハンドメイドミノーが売られている。

見た目が美しく、しかもほとんどの魚が釣れてしまうとあれば、誰もが一度は作りたくなると思う。
このページではリアルミノーを作るときの参考となる情報を載せている。



ミノーのタイプ

大きく分けると、浮くフローティングタイプと沈むシンキングタイプそして水中で漂うサスペンドタイプの3種類だ。
見た目で分けると、ハデな色をしたものか、リアルなものの2種類がある。


ボディと動きの関係

ミノーを比べて動きを観察すると、ルアーの断面
の形と動きに一定の関係があることがわかる。
だいたい次の4つに分かれる。

  • 断面 が丸いタイプ

    トップウォータープラグやクランクベイト、シャッドプラグの分類に入るかもしれないが、浮力が大きくゆったりとした動きをする。

  • 断面 が逆卵型のタイプ

    よく動くが、反面イレギュラーな動きは出しにくく、一番よくあるタイプ。ラパラがこれに当たる。

  • 断面 が逆三角形のタイプ

    ローリングしながら泳ぎ、浮力が大きいタイプ。ザウルスのブラウニーがこれに当たる。

  • 断面 が楕円形のタイプ

    リアルミノーに多く、ヒラ打ちを意図的に出せるタイプ。ハンクルはこれに当たる。


リップの角度と動きの関係

  • リップの角度が45度以上のもの

    水の抵抗が大きく、動きがハデになる。ヒラ打ちをねらうならこのタイプ。

  • リップの角度が45度未満のもの

    あまりはげしい動きませんが、深く潜る。クランクベイトに近いタイプ。

  • リップの角度が45度のもの

    一番よくあるタイプで、ある程度動きある程度潜るバランスのとれたタイプ。


アイと動きの関係

糸を結ぶアイの部分には水平(アイが寝た状態のもの)と垂直(アイが立った状態のもの)の2種類のタイプがある。

  • アイが水平なもの

    あまり潜らず、ヒラ打ちをさせて釣るミノーに多いタイプ。

  • アイが垂直なもの

    ただ引くだけでもアクションするタイプはこれが多い。このタイプが一般的だ。


オモリの位置

今回はオモリの位 置をセンターアイより前に置いたが、他にはセンターアイのすぐ後ろに置いたり、センターアイの前後に2つ置いたりする。

もっと後ろに置けばミノーペンシルができる。
もちろん移動重心式にはこれは当てはまらない。
糸を結ぶアイが一番前にあるので、かなりオモリを前に置くかオモリが重くない限り、ルアーの水中での体勢は頭が上を向いてることになる。
この体勢は、小魚が水面を意識しているように見え、糸を引いたとき一瞬ヒラうちに近い動きをする。
頭部が下を向くものは、逆に底を意識している小魚を演じる。


ミノーの季節

結論から言うと、季節を選ばない。魚の活性が高いとき使おう。
上で紹介したそれぞれのタイプと、カラーのバリエーションを増やせば、完璧だ。


ミノーの動かし方

それぞれのタイプによって得意とする動きがあるので、使い分けをする。

  • とにかく巻く、ストレートリトリーブ

    巻く速度を一定にするか、リズムをつけて変化させるか、途中ストップをいれるかだ。
    優秀なルアーは一定速度でも釣れる。

  • ちょこちょことトウィッチング

    竿先を軽く連続的にあおってから、動きを止めて糸ふけを巻き取り、再びあおるという動かし方。
    ロッドは下向きに。

  • ぐいぐいとジャーキング

    トウィッチングより竿を大きく一度あおって、止めている間に糸ふけを巻き取り、再び大きくあおる動かし方。
    これがいわゆるヒラ打ち。

  • サーフェイスプラグの動かし方

    水面にミノーが浮かんだ状態で、ペンシルベイトのように動かす方法。これは5月~7月がいい。


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