ルアーに色をつける(塗装)が本塗り。
塗装後にどうするのか、コーティング剤は何なのか、によって
方法を変えるのがおすすめです。

本塗りは
エアーブラシまたは缶スプレーを使用して
ルアーに色を塗っていく。

このとき厚塗りしないように注意すること。

2種類以上の色を重ね塗りする場合には、
塗装後コーティングを行うか・行わないかによって、行程が異なる。

また、塗装後のコーティング剤の種類によっても行程は違う。

塗装後コーティングを行わない場合

この場合、一色塗るごとに30分以上乾燥し、
次の色を重ね塗りする。
最後にクリアー(透明)カラーを塗装するといい。
これで塗装は終わり、仕上げコーティングはしない。
ペンシルベイトの作り方の行程15番に移る。

塗装後ウレタンにつける場合

一色塗ったら20分以上乾燥し、
そして次の色を塗りるという作業を繰り返する。
すべての塗装が終わったら1時間以上乾燥する。
この後にウレタンで仕上げコーティングを行う

塗装後セルロースセメントに浸ける場合

この方法は少し面倒だが、
ルアーの強度が上がるという利点と、
塗装膜とコーティングの膜が一体になり
剥離しにくいという利点がある。

方法は色を重ね塗りせずに、
一色塗ったら30分以上乾燥させて
セルロース1液によるコーティングを一度行う。

セルロース1液
セルロースセメントラッカーうすめ液
10対1の量の割合で混ぜた物

5~6時間の乾燥後再び一色塗り、
また乾燥し..という方法を繰り返す。

コーティング剤にドブ浸けするルアーの向きは毎回替える。

最後の塗装・コーティング・乾燥が終われば
本塗りは完了だ。
この後は仕上げコーティングを行う。

乾燥を少し速めるテクニック

液へ漬ける前に
ルアー表面をドライヤーで温めるという方法がある。
コーティングが曇りにくいという効果もある。
湿度が高いときや室温が低いときに使える技だ。

塗装後セルロースセメントを吹付ける場合

一色塗ったら20分以上乾燥し、
そして次の色を塗りるという作業を繰り返する。
すべての塗装が終わったら1時間以上乾燥する。
この後は仕上げコーティングを行う。