ルアーを作成する時に注意する点とルアークラフトの情報の利用の注意点。
ケガや失敗をしないためにもぜひ一度お読みください
なぜ気を付けるのか
目次
ルアーを作るときに、刃物や塗料などを使います。
これらは使い方を間違えると危険ですし、環境汚染にもつながります。
そのため、取扱いには注意が必要です。
怪我をしない、傷つけない、
勘違いをしない、失敗しない、
安全にルアーを作るために
必ずこのコーナーをお読みください。
どうすると危険なのか、
どういったことに気を付けるのか
がわかります。
刃物・道具の使い方
- 削る際、決して自分や他人の体に刃を向けて使わない。
- 刃が動くその先に、手・指などを置かない。
- 刃先を研いだものを使用する
刃物は研がないと
使っていくうちに刃先がなまります。削りにくくなり、そのため腕に力が入り、
手がすべり怪我をする危険性があります。こまめに砥石を使って刃物を研ぐことを、
おすすめします - 明るい場所で使う。
手元がよく見えない暗い場所での作業は
怪我や失敗の原因となる。 - 刃先を出したまま持ち歩かない。必ず刃をしまう。
- 刃先を出したまま置かない。必ず刃をしまう。
- 刃物を床に置いたままにしない
(リューター・キリ・ポンチも刃物) - 削る際、下に新聞紙やゴミ箱を置く。(後片付けがラク)
- 道具は使い終わったら(または1日の終わりには)必ず片付ける。
塗料・コーティング剤
ルアーをコーティングするために使うもの
セルロースやウレタンフロアー、
リターダー、ラッカーうすめ液、
などは多くが油性です。
使う塗料も多くが油性です。
これら油性の液体は有機溶剤とも言われます。
- 塗装・コーティングを使うときは十分に換気をしておく。
(窓または換気扇がある部屋で通気をよくして行うか、外で行う。)なるべく防毒マスクを使う。
いまは価格の安い使い捨てタイプの塗装用マスクが売っている。
マスクは600円以下で購入できる。 - もし途中で頭がボーッとしたり気分が悪くなったら、
ただちに作業を止めて窓と扉を開け換気をする。
そして外の空気で十分深呼吸したらうがいをしよう。 - 空気が汚れていると感じたら、
部屋の窓を開けてホウキで床の空気を外に掃いたり、
扇風機を床に向けて外に空気が出るようにして
30分程待つとよい。 - 寝室や子供・ペットのいる部屋では使わない。
- 有機溶剤を小分けするときは、
二重の蓋のガラス瓶かシンナー用金属缶、
ホームセンターや玩具店で販売している有機溶剤専用の容器
を使う。 - 光の届かない
湿気の少ない
温度の低い場所で保管する。 - 有機溶剤が目や口に入ったら、
すぐに多量の水で洗い流す。 - 塗装が終わったら
使用した筆・ハンドピース・容器・スポイトは
きれいに洗う。 - 有機溶剤の一番いい捨て方は、
容器に入れて
自分の住んでいる地域のゴミの捨て方に従って捨てることまた、当り前のことだが
絶対にトイレや流しなど下水に捨ててはいけないこれが無理な場合は
有機溶剤の捨て方
新聞紙やボロ布にしみ込ませて
家の外に数時間以上置いておき、
その後二重にしたビニール袋に入れて
燃えるゴミとして捨てる。ウレタンの場合は水を入れて
1日放置しておくと固まるので、
その後スプーンなどで掻き出して、
燃えるゴミとして捨てる。
失敗しないために
- 作るルアーが小さい場合、
木材が長い(手で握れる長さ)状態のままで、
ルアーの形にある程度削ってから木材から切り離すと、やりやすい。 - 硬い木材のボディにヒートンをつける場合、
最初にヒートンの太さより0.2mmほど細い幅の穴を開ける。 - ボディの形ができたら、
その後のヤスリがけは念入りにおこなう。 - コーティング剤にドブ漬けするための容器は、
ルアーが十分入る大きさか、
ルアーを入れた時に液が溢れ出さないかを確認する。 - プラサフを使用する場合、
その前後でニッペ塗料にドブ浸け乾燥はしない。 - ルアー作りは明るいところで行う。
(細部までよく見える環境で行う) - 塗装の時、ルアー表面のホコリをよく取る。
そして指などからついた油脂もよく取る。
油脂はアルコール(消毒液のエタノール)を含んだウェットティッシュなどで拭き取れる。 - エアーブラシでの塗装時、ルアーに近付けすぎない。(エアーの流量を少なくし、5cm以上離す)
- 有機溶剤は普通の金属缶に保存しない。
ルアークラフトを利用するときの注意
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