ルアー作り関係する道具の作り方を紹介しています
コンップレッサースタンドの作り方
目次
塗装作業中、エアーブラシを置く場所に困っている人も多いかと思う。
そこでエアーブラシのコンプレッサーを利用した台の作り方を説明する。
コンプレッサーの形にあわせて加工する。
また小さく軽いコンプレッサーには使えないかもしれない。
今回は今まで作者が使用していたコンプレッサーを例に作り方を紹介する。
これが私のコンプレッサーでけっこう大きく重さは5kgあるもの。
よく東急ハンズに売っている
コンプレッサー本体底が少し浮いているため、
その下に板を入れ、
本体の重さでスタンドをぐらつかないようにしている。
自分のコンプレッサー本体が浮いてない(床についている)場合は、
下の板に本体を載せ、
場合によっては何か板にオモリを置いたほうがいい。
見ての通り使用している材料は、木材と金属。
そして釘、ボルト、ナット、針金、塗料。
今回は全部家にあった廃材を利用している。
角材と長い平板以外の板はかまぼこ板だ。
エアーブラシを置く金属の部分は
本来なんであったかはわからないので、
同じようなものや代用できるものならなんでもかまわない。
ハンガーの針金、クリップなどを改造してつかってもいい。
この台は図のように折り畳めるので持ちはこびが便利だ。
特に屋外で塗装する人にはおすすめ。
さて作り方だが、だいたい次のようになる。
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材料・工具の用意
まず最初に一番肝心な
エアーブラシを置く部分
となる材料を手に入れる。他は角材、板、そして釘、ボルト、ナット、針金、塗料など。
そして工具は
ノコギリ、キリ、彫刻刀、ペンチ、定規、ペンなど一般的な日曜大工道具だ。 -
下の板部分の作成
コンプレッサーの大きさに合わせて、
コンプレッサーの下に置く平板を作る。板の長さは
コンプレッサーと折り畳みの軸の長さを足した長さだ。
そしてコンプレッサーにぴったりくっつくような形に加工する。 -
軸の作成
折り畳みの軸の部分を木材で作る。
円柱を4分の1に切った形にする。
このときの”円”の半径は
スタンドの立つ部分の角材の幅と同じだ。そして軸となる5寸釘を通すための穴をキリで明ける。
最後に平板の端に接着剤でつける。 -
角材の切断
角材を適当な長さにのこぎりで切断する。
角材が重すぎるとスタンドが不安定になるので注意する。 -
エアーブラシ置きの作成
エアーブラシを置く部分を作る。
ここで注意する点はエアーブラシを水平に置くことができ、片手で置けるようにすることだ。
そして使う材質は塗料やシンナーで溶けないものを使うとよい。
そしてエアーブラシの形に合わせて加工する。(図を参照)エアーブラシのカップの部分と後ろの部分を支えるように作るのがコツだ。
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エアーブラシ置きの取り付け
角材にエアーブラシを置く部分を取り付ける。
写真では角材に穴を開け、ボルトとナットで固定したが上図のように作って釘で角材に打ち付けてもいい。 -
凹の作成
写真の白色の凹の形の部分を、図のように3枚の板を角材に釘で打ち付けて作る。 -
穴をあける
凹の字の2枚の板(スタンドの側面となる2枚)に5寸釘を通すための穴を小さくあける。
ここで注意するのは、3枚の板の底が床につくように作ることだ。
写真でも”コ”の字の部分が床についているのがわかると思う。 -
組み立て
3で作った部分の穴と8で作った部分の穴を5寸釘で通し、接続する。 -
完成
コンプレッサーを置いてぐらつきがなければ完成だ。
ぐらつきあるようなら、継ぎ板などをしてぐらつきをなくする。
ルアースタンドの作り方
ここではルアーを置くためのスタンドの作り方を紹介している。
ルアーの写真を撮るとき、見本のルアーを飾っておくときなどに使える。
右図が見本。
ルアーの下にあるのがスタンドで、材料は事務用のVクリップ。
使う工具はプライヤー(ラジオペンチ)だけだ。
とっても簡単に見えると思うのだが?
さて作り方は次の通り。
- Vクリップとは下図1番のタイプのものだ。
文房具店で手軽に購入できる。作者は50本入りを120円で買った。
プライヤーを使ってクリップを右図の順番で曲げていく。
それぞれの図をよく見て、どこをどのように曲げるか注意して行う間違えると完成できない。- 3番から4番に曲げる時、270度曲げることになるので折れないように気を付けよう。
- 上図の5番までは横から、6番以降は上からスタンドを見ている。5から6に加工するとき注意する。
- 全部で8回曲げれば完成となる。完成図で、床につく部分が正三角形になっているようにする。
スタンドの曲がり具合はルアーによって調節してほしい。/li>