ラトルを内蔵した直立ペンシルベイトの作り方を
他のルアービルダーさんに頼んで披露してもらいました

バルサでラトル入りペンシルベイトの作り方

作品

BTB105
BTB105
作者:KEITHさん
全長:10.5cm 重さ18g

いつも2個めは作らない(作れない?)状態ではマズイと思い、
定番形をと考えたリアル系ペンシルです。
浮き角度の違うスケーターも製作しました。

工程

  1. 厚さ8mmのバルサ材を2枚、
    両面テープで張り合わせ成型します
    weight
  2. 特徴のクビレを女性っぽく削り
    120番~180番ぐらいのペーパーで形を整えます
  3. 張り合わせてた2枚をはがして
    中にステンレス針金とオモリ、
    ラトルを仕込みます
    bonding
    ラトルはストローに2mmのガラス玉入り。
    こいつのオモリは全部で10gぐらい。

    浮き角度45度ぐらいで首振りが得意、
    画像のは15度ぐらいでスケーター向きです。

  4. 接着剤で張りあわせてからは、
    少し硬いほうが削りやすいと思って
    1回セルロースにドブ漬け、
    乾燥してから顔の表情を削ります。
    hoil
    そして240番~400番ぐらいのペーパーで仕上げます。
  5. 1日1回セルロースにドブ漬けを8回程、
    そしてアルミ貼り。
    こいつは顔には貼りません。
    その後セルロースに3回程ドブ漬けします。
  6. 木肌が見える部分をシルバーで塗装、
    塗料にはいつもセルロース混ぜてます。
    coloring
  7. そしてまたセルロースに2回ドブ漬けします。
  8. 背の部分にブラック、
    腹の部分にホワイトを塗装します。
    ここからは色流れするのが恐いので
    ドブ漬けしません。
  9. 背にネットでウロコ模様をゴールドで塗装、
    アゴからエラあたりにもレッドを薄く塗装します。
  10. 乾燥後、側線から背をそれらしい色で塗装します。
    青1+赤1+黄2ぐらいの色。
    でも調合するたびに微妙に色がちがってます(笑)
  11. そして目を取り付けて、ウレタン塗装。
    吹き付けで乾燥期間を48時間とって3回繰り返します。
  12. フックを付けて完成です。
    以上。