- 50音
-
- 用語
- 説明
- あ
-
- アイ
eye。目の形をしたもの、ボタンの穴・針の穴のことを英語でアイという。
そのためルアーではルアーの目の部分や、ヒートンやワイヤーに糸やフックを結ぶ穴のこと(ラインアイ、フックアイ)をいう。
目の種類についてはこちら。- アングラー
- Angeler。アンジェラーともいう。
魚釣りをする人のこと。
ちなみにフィッシャーマンは漁師のこと。
- い
-
- 泉 和摩
- 日本でおそらく最初にハンドメイドミノーをプロとして作り、販売した人。
バスプロとして釣り関連の雑誌にもよく登場していて、ルアーのブランド名はHMKL(ハンクル)といい、現在は市販としては中古品のみなんとか入手可能。 - イミテーション
- imitation。何かにまねて(似せて)作ったもの。
”イミテーションルアー”は魚などの生き物にそっくりなルアーのこと。 - イレギュラー
- irregular。不規則な、変則の、例外のという意味の英語。
”イレギュラーアクション”とはルアーが泳ぐときに、突然違う動きをする(させる)ことを言う。 - 色落ち・色流れ
- ルアーに塗装した後セルロースやウレタンなどのコーティング剤を使った時に、塗った塗料が流れたようになり失敗すること。
- う
- え
- お
-
- オリンポス
- Olympos。
エアーブラシの道具の1つであるピースコンを作っているメーカー。
- か
-
- ガウディ
- gaudy。
装飾がはでなことを英語でいう。
またはイタリアの有名だった彫刻家兼建築家の名前。
しかしルアーの世界では、森田明雄というプロが作るボディが回転するルアーブランドのこと。
ドリルの先のような形をしている。 - カウントダウン
- count down。
5,4,3,2,1というように数字を大きいほうから逆に読んで秒読みすること。
ルアーメーカー”ラパラ”のルアーの名前で、略してCDと書く。
水に浮かず沈んでいき、数を数えてルアーを沈めることでルアーの泳ぐ水深を変えられるところから、この名前がきている。 - カスタム
- custom。自分の希望を言って(注文して)作った、という意味の英語。
”カスタムルアー”とは、メーカーに注文して作ってもらったルアーのこと。
- き
-
- 気化
- 液体が蒸発して気体になること。”気化する”と言う
- 喫水
- ルアーを水に浮かべたとき、ルアーの底から水面までの深さ。
喫水位置はルアーを浮かべて、水面にあたるルアーの部分のこと。 - 揮発
- 普通の温度で液体が気体になること。その性質を”揮発性”と言う。
- く
-
- クラック
- crack。
ひび、裂け目、銃声。ルアーにできたヒビのこと。 - クラッキング
- cracking。
ヒビが入ること - クラッキング塗料
- ルアーをヒビが入ったように見える模様にする特殊塗料のこと。
- クオリティ
- quality。
品質、特性のこと。
質のいいことをクオリティが高いと言う。 - グラデーション
gradation。
色が赤-橙-黄色というように、色がだんだんと変化するようにぼかして書かれる模様のこと。
例えばルアーの前が色が濃く、後ろに向かうにつれて薄くなっているもの。- クリヤー
- clear。
明るい、はっきりした、透明という意味の英語。
”クリヤーカラー”は鮮やかな色のこと。
- け
-
- ゲイブ
- 釣り針のUの字に曲った部分。
”ゲイブが大きい”はUの字の部分の幅が大きいこと。
- こ
-
- コーティング
- coating。
上塗り、塗装とのこと。
ルアーでは色を塗ること、セルロース・ウレタンなどで上塗りすること。 - コーティング剤
- ルアー作りで、ルアー表面を補強するのに使う液体(有機樹脂)のことで、セルロースやウレタン、エポキシなど。
- ゴダグレイ
- 田中秀亨というプロが作るルアーブランドの名前。
ペンシルペンギン、ラッコルアーなど動物ルアーが多い。 - コンプレッサー
- compressor。
空気などの気体を圧縮して押し出す装置。
エアーブラシで使う。
LCのおすすめはミニ丸君。詳しくはこちら。
- さ
-
- ザウルス
- Zaurus。ハンドメイドルアーのメーカーで、則 弘祐という人が社長。
バルサ50、ホッツィートッツィーなどが有名。 - サスペンド
- suspend。宙に浮かせる、つるすという意味。
”サスペンドルアー”は水と同じ比重(1ミリリットルあたりの重さが約1g)に作られており、
水中でとめたときに浮きもせず沈みもしないルアーのこと。 - サンクチュアリ
- sanctuary。
神聖な場所、聖域。
釣りでは神聖な釣り場のこという。
中禅寺湖はフライフィッシングの聖域といわれている。 - サンダー
- sander。
やすりをかける人や装置のこと。
ルアーでは、電動で回転するやすりのこと。 - サンディング
- sanding。
やすりをかけること。 - サンドペーパー
- sand paper。
紙ヤスリ、布やすりのこと。
- し
-
- シェイプ
- shape。
形、輪郭のこと。
ボディシェイプとはルアーの形のこと。 - ジギング
- jiging。
ジグを使って釣りをすること。
水の底にいる魚や、水深の深いところにいる魚に使う。 - ジグ
- jig。
オモリがついた釣り針のこと。
沈めて使うルアーの1種。
メタルジグ、ラバージグなどがある。 - シャンク
- shank。
釣り針の軸の部分、工具の柄部分。
”シャンクが長い”とは釣り針の軸が長いということ。 - ジョイント
- joint。
つなぎ目、釣り竿の継ぎ目、関節という意味。
”ジョイントルアー”は2つ以上に分かれたボディを、アイなどでつなげたルアーのこと。 - シンキング
- sinking。
ゆっくり沈むという意味。
”シンキングルアー”とは水面に浮かず、沈んでいくタイプのルアー。 - ジンクス
- jinx。
悪運をもたらすとされる物、行為、人のこと。あることをしたら必ず悪いことが起きる、ということ。
科学的な根拠はなく、釣り人の場合、例えば”カメラを持っていると大物は釣れない”といったこと。
人によってジンクスの内容は異なる。
- す
-
- ズイール
- Zeal。
神奈川にあるハンドメイドルアーのメーカー。
柏木重孝という人が社長をしており釣り雑誌によく出ている。
テラーやゲイリーウィッチなどが代表作で基本的にはオモリを入れていない。
すぐヒビが入るという噂。 - スイッシャー
- swisher。
プロペラが付いているルアー。
ルアーが泳ぐときにプロペラが回り、音や泡を出す。 - スイッシュ音
- ルアーのプロペラが回って出る音
- スイベル
- よりもどしのこと
- スイムテスト
- 作ったルアーを実際に泳がして、動きをテストすること。
釣れなかったときの言い訳文句でも使う。 - スケーター
- 水面 をスケートで滑るように動くルアー。
- スケーティング
- 水面 をスケートで滑るように動くこと。
- スポット
- ルアーの模様でエアーブラシなどで描く円のこと。
- スライディング
- 野球でベースにスライドする動作の様に、水面 で動くこと。
でもスケーティングと区別があるのかは不明。
- せ
-
- 静置
- 物を何もせず置いておくこと。
- セルロ、セルロース
- cellulose。
ルアー作りでは、cellulose nitrate(ニトロセルロース)のこと。
ルアー作りで使う補強、上塗り用のコーティング剤のこと。実際の商品はニトロセルロースを他の薬品で薄めてあり、空気中の酸素を吸収して硬化する。
詳しくはこちら。 - 旋盤
- 木材や金属を取り付けて回転させ、そこにノミなどをあてて削っていく装置のこと。
ルアー作りでは木工旋盤機を使い、木材から同心円状のルアーの形に削っていく。
- そ
-
- ソルトウォーター
- solt water。
海水のこと。
”ソルトウォータープラグ”は海用のルアーのこと。
- た
-
- 第1石油類
- 21度未満の低い温度で火がつく液体で、ガソリン、トルエン、アセトン等のこと。
危険物で有毒性のため取扱いに注意が必要である。
ルアー作りでは塗料・コーティング剤・それらを薄めるための液体(ラッカー薄め液など)が第1石油類か第2石油類のどちらかに該当している。
使う前には注意のコーナーを読んでほしい。 - 第2石油類
- 21度から70度の間の温度で火がつく液体で、灯油、軽油等のこと。
危険物で有毒性のため取扱いに注意が必要である。
ルアー作りでは塗料・コーティング剤・それらを薄めるための液体(ラッカー薄め液など)が第1石油類か第2石油類のどちらかに該当しているが第2石油類はあまり使わない。
使う前には注意のコーナーを読んでほしい。 - ダイビング・ダイブ
- diving。
水中などに潜ること、飛び込むこと。
ルアーが水面から水中に潜ること。 - 脱気
- 液体中に入ってしまった空気を抜くこと。
コーティング剤では空気の泡が入ることがあるため、その場合しばらく置いておき泡がなくなるのを待つ。 - タミヤ
- TAMIYA。
プラモデルやプラモデル用塗料で有名なメーカー。
エアーブラシも製造している。
- ち
-
- 釣果
- ”ちょうか”と言う。
釣りに行って釣れた魚の数のこと。
”釣果 は10匹”と言った使い方をする。
- つ
-
- 釣り師
- 釣り人のことを尊敬をこめていう言い方
- て
-
- ディッピング
- dipping。
液体に物を漬けすぐ取り出すこと。
ルアー作りでは、ルアーをコーティング剤の中に漬ける作業のことをよく言う。 - ティップ
- tip。
先端のこと。
ルアーや釣り竿の先端の部分。 - テイル
- tail。
シッポ、尾のこと。
ルアーではルアーの後ろの部分。 - 天パー
- バッククラッシュすること。
天然パーマの紙のようになるのでこう言う。 - テンプレート
- templet。型板のこと。
ルアー作りでは同じ形のルアーをたくさん作るときに使う、ルアーの形をした型紙や、ルアーの模様の形に切り抜いたもの。
- と
-
- 道楽
- 大阪のハンドメイドルアーメーカー。
山根英彦という人が中心で、ロッドやジーンズも作っている。
ザラデッセ、淀川トーピードなどが有名。 - 桃源郷
- 天国のようにいい場所。
釣りでは、魚が入れ喰いする場所のこと。 - トイルアー
- toy lure。
小さな子供のオモチャのようなルアーのこと。 - トップ
- top。
水面 、水面を泳がすルアー、一番という意味。
”魚がトップで出た”はルアーを水面で動かして魚が食い付いてきたこと。 - トップウォーター
- 水面のこと
- トップウォータープラグ
- 水面を泳がすルアーのこと。
ペンシルベイトやポッパーなど。 - トップ天国
- 桃源郷とほぼ同じ意味。
トップウォータープラグで入れ喰いの釣り場。 - ドブ浸け
- どっぷりと漬けること。
ルアーを丸ごと、塗料やコーティング剤に浸けること。
ディッピングともいう。 - トレース
- trace。
跡をつけるという意味。
ルアー作りでは型紙とペンを使って、木やアルミ箔に型紙の型を書くこと。
- な
-
- ナンバリング
- numbering。
数を数えること。
- に
-
- ニードル
- needle。
針のこと
- ぬ
-
- ヌートリア
- ビーバーに似た川辺に住む草食動物。
1930年頃に南米から毛皮用として輸入されたものが逃げて、日本各地で繁殖している。
- ね
-
- ネスト
- nest。
巣、動物の群れのこと。
魚が産卵した場所やいつもいる場所。
- の
-
- ノーバイト
- no bite。
釣りをしていて全く魚が食い付く様子のないこと。 - ノーフィッシュ
- no fish。
全く釣れないこと。ボウズ、あぶれとも言う。
- は
-
- バイト
- bite。
魚が食い付くこと。 - パターン
- pattern。
模様、柄、型、傾向、手本。
釣りでは、魚の釣れる方法や、魚の習性など。 - バッククラッシュ
- back crash。
ベイトリールでルアーを投げた時に失敗して、リール部分が逆回転して糸がグチャグチャになること。
バックラ、天パーともいう。 - バザー
- basser。
ブラックバス釣りをする人のこと。 - ハトリーズ
- 羽鳥静夫という人が作ったルアーのブランド名。
- ばらす
- せっかくルアーに魚がかかったのに、逃してしまうこと。
- バルサ
- balsa。
熱帯アメリカ産の木の1種で、とても軽く加工しやすい。 - ハンクル
- HMKLと書く。今はプラスチックルアーのブランドとして有名だが、
もともとは、プロのアングラー兼ビルダーである泉和摩氏の作品。
自分の理想とするミノーを求めて、自ら作るようになったのがはじまり。
氏はおしげもなくその作り方をいろいろな雑誌で公開していた。品質に対してのこだわりから信頼されて今に至っているのだろう。 - ハンドピース
- hand peace。
片手でにぎれるサイズという意味。
ルアー作りではエアーブラシの部品の一部で、手で持ち塗料を吹き付ける道具のこと。
色々なメーカーが出している。ピースコンともいう。
詳しくはこちら。 - ハンドメイド
- hand made。手作りという意味。
-
- ピースコン
- ハンドピースの別名。
- ヒートン
- ルアーのアイ(糸や釣り針をつける輪の部分)となる金属のネジ。
ネジの頭が輪になっている。
詳しくはこちら。 - ビルダー
- builder。
建築業者、建設者のこと。
ルアーを作る人のことを”ルアービルダー”という。 - ヒヨコブランド
- 山科和史というプロが作るハンドメイドルアー。
ピヨペンジュニア、ダンガン、が代表作。
- ふ
-
- フッキング
- ルアーに魚が食い付いたとき、ロッドやリールを動かして魚に釣り針が突き刺さるようにすること。
- フック
釣り針のこと。
ダブルフックは2本がひとつになったもので、トリプルフックは3本がひとつになったフックのこと。- プライヤー
- plier。
ペンチ、やっとこ。
ものをはさむ工具で、針金をはさんで固定して曲げる、熱いものをもつなどの作業に使う。 - プラグ
- plug。ルアーのこと
- プラサフ
- プライマーサーフェイサーが正式名称。
ロックペイントが出している下地用特種塗料の商品名。
ルアー作りでは木材を整形してルアーの形にした後に下地作りとして使う。
ルアーをドブ漬け後に乾燥させると厚い膜となり、その表面を紙ヤスリで整える、という使い方をする。 - ブレード
- blade。
刃、平たくて細長い葉のこと。
ルアーでは主にスピナーベイトで使う、凸 上の細長いだ円形の板。
金属製のものが多い。
詳しくはこちら。 - プロクソン
- PROXON。
リューターや旋盤機で有名な工具メーカー。 - プロップベイト
- prop. bait。
prop.はpropellarの略で、プロペラーベイト、つまりスイッシャーのこと。
- へ
-
- ヘドン
- Heddon。
有名なアメリカの老舗のルアーメーカー。 - ベルズ
- 鈴木知司という人が中心で作っているルアーメーカー。
その完成度の高さ、美しさは評価が高い。 - ペンシル
- pencil。
鉛筆のことだが、昔は鉛筆がなく万年筆のことを言った。
ルアーでは万年筆に似た形をしたペンシルベイトというルアーのこと。
詳しくはこちら。
- ほ
-
- ボール盤
- 台の上に木などを置き、その上からドリルを降ろしていき穴をあけるための工具。
電動のものが多い。 - ホイルフィニッシュ
- ルアー作りで、表面にアルミ箔を貼ること。
- ボウズ
- 釣りでは、全く釣れないこと。
英語ではノーフィッシュという。
- ま
-
- マーキング
- marking。
しるしをつけること。 - マスキング
- making。
塗装するテクニックの1つで、塗装したくない部分をテープ(マスキングテープ)や紙などで覆い、その上から塗装すること。
塗装したところとそうでないところの境めがきれいに分けることできる。
紙に模様状に穴を開けてその上から塗装すれば、はっきりした模様ができる。 - まずめ
- 朝と夕方の薄暗い時刻のこと。
朝まずめ、夕まずめと言い、このとき魚が餌を食べるので、釣りやすい時間といわれている。
- み
-
- ミスターカラー
- Mr.カラー。プラモデル用塗料の商品名。
- ミニ丸君
- ルアークラフトメンバーの間で好評のコンプレッサーの名前。
詳しくはこちら。
- め
-
- メジャー
- 定規、長さを測るためのもの
- も
-
- モンスター
- monster。
怪物。
怪物みたいなすごい生き物。
または大きい生き物。
”モンスターバス”とは巨大なブラックバスのこと。
- や
-
- ヤング8
- Young8。
オリンポス社のエアーブラシのハンドピースの商品名で手に入りやすい。
8500円。
- ら
- り
-
- リアル
- real。
まるで本物のような、という意味。
”リアルミノー”はまるで本物の魚のようなミノールアーのこと。 - リグ
- rig。
道具、装備のこと。
ルアーでは、ルアーに取付ける部品のこと。
主にフックを取り付ける部分に使う。
詳しくはこちら。 - リターダー
- retarder。
進行や反応などを遅くする、妨害するもののこと。
ルアー作りではコーティング剤に混ぜて、コーティング膜ができる速度を遅らせて白く濁るのを防ぐのに使う液体のこと。
詳しくはこちら。 - リップ
- lip。
唇、唇状に突き出た部分のこと。
ルアーではミノーやクランクベイトなどに使われる透明な樹脂の部分のこと。
ルアーを泳がした時にここに水の抵抗を受けることでルアーが振動したり、潜ったりする。 - リア・リヤ
- rear。背後、後ろ、後方という意味。
”リアフック”は、ルアーの一番後ろに付いているフックのこと。
ちなみに中央はセンター、前はフロントという。 - リューター
- ルーターのこと
- る
-
- ルアークラフト
- LURE CRAFT。
このウェブサイトの名前。
またはルアーを作っている現場のこと。
略してLCと書くことがある。 - ルーター
- router。
リューターともいう。
先に色々な形のドリルを付け、回転させて木や金属などを削り穴や溝を彫る電気ドリル。
詳しくはこちら。
- れ
-
- 劣化
- 古くなり品質が悪くなること。
- ろ
-
- ロッド
- rod。釣り竿のこと。
- わ
-
- ワイヤー
- wire。
針金、電線、電話線のこと。
ルアー作りでは針金のことで、ミノーのアイの部分を作ったり、スピナーベイトに、ラバージグへのラバーを巻くときなどに使う。
目的によってワイヤーの種類を選ぶ必要がある。